とうきょうとっきょきょかきょく

「とうきょうとっきょきょかきょく」。こんな早口言葉を小、中学生のときに友達同士で言ったりしませんでしたか?「ばすがすばくはつ」みたいなもんです。
漢字で書けば、東京特許許可局になるのかな?
で、そういう機関は存在しないなんていうのはよく聞く話だと思います。
実際に特許を許可してくれるのは「特許庁」というお役所です。


特許庁は、経済産業省(元 通産省)の下部機関です。
なぜ、東京特許許可局がないかというと、特許庁には出先機関がありません。出先機関って言うのは、法務省ならば法務局、厚生労働省ならば「ハローワーク」みたいなものです。
実際の特許、商標出願などの業務は、東京都千代田区霞ヶ関にある特許庁本庁でのみ行っています。
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これが、場所です。霞ヶ関って言っても、アメリカ大使館とか、ホテルオークラにも程近いので、赤坂や虎ノ門の境にあります。
で、建物の中はとても高級感にあふれています。役所だということを忘れるくらいです。ただ、セキュリティが厳しくて、ぶらっと入るわけにはいきません。まあ、こじつけでなんかの用を作れば入れるかもしれませんが・・・。
まあ、霞ヶ関に近いところにある特許事務所なり、法律事務所だったら、すぐ特許庁にいけるので問題はそうないんですが、地方でそういう仕事をしている人たちは、書類を郵送で送っているらしいです。ちょっと面倒そうですね。
まあ、それも、これだけ世界的にIT革命が起こっていることを考えれば、電子出願などのシステムが進み、国内だけではなく、外国からも手続きが簡単にできるようになるのでしょうね。

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