料理の鉄人餃子対決(13日目)

2000年7月24日
 朝だいぶよくなる。でも、念のためお茶ずけを食べる。
源さんの顔なじみでハンサムで陽気なブーバーの土産物屋へ行く。なんでも、ブーバーは、結婚して子供もいるのだが、バカンス客のヨーロッパの女の子のことをかなりものにしているそうだ。一夜をともにするのはもちろん、彼女たちが国に帰ってからも、お金をおくってきてくれるそうな。おまけに、ブーバーが忘れられないのか、なんども彼に会いにわざわざセネガルくんだりまでやってくるのだそうだ。ちょっとその話を聞いたときカルチャーショックを受けた。
みやげ物は染物の布と、木彫りを買いました。(写真下)ダカールなどでお土産を買おうとすると外人だと思って10倍もの高い値段を吹っかけてくるので、小さな街の買い物は落ち着いて買えてよかったです。
13-1.JPG
13-2.JPG
 お昼ころ、私が滞在しているトゥバクータから約70kmほどのところにすんでいる三宅がセネガルにおいてはかなりの高級車パジェロ(しかも、革張り)でやってきた。カメラマンが協力隊員の活動の様子を写真撮影しているのでそれに便乗してきたのだ。そこで、お昼は総勢7人でたらいを囲んで食べた。
 午後、ごろごろしたり、お土産用に服を作ってもらっていたのを取りに行ったりする。
 今日の一代イベントは、餃子大会である。この日のために源さんはわざわざダカールへ行って肉をミンチにする機械を買ってきていたのだ。ひき肉なんて便利なものは、アフリカの田舎町にはうってないからね。私はまだ、調子が余りよくなかったので家にいたので下ごしらえをはじめる。まず、皮を作り始めた。餃子は好きでよく作っていたので、まあまあの皮が作れた。しかし、100個近くの皮を作るのはとてもつかれる。そこで、とちゅうで、いかをさばいていた、先輩梅田さんに皮作りをかわってもらう。具のほうはミンチミキサーが大活躍。
 日も沈みみんなも帰ってきたところで、餃子大会の始まり。僕は餃子焼きの鉄人として対戦者山本源一と勝負。僕のフライパンは餃子がとてもこびりつきやすく、きれいに餃子がはがれなかったのだが、みんなの評判もなかなかよく、結局、餃子対決は引き分けということになった。餃子を焼き終わったあと、三宅がいかのフリッターをあげてくれた。おいしかったのだが、おなかがいっぱいであんまりたべれなかったのが、こころのこり。
 身も、心も満足になり就寝。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です