ああ、日本って(18日目)

 モスクワから約9時間。アエロフロート機は千葉県新東京国際空港に着陸した。長旅の疲れはかなりたまっているが、やはり「ようやく帰ってきた!」という気持ちになる。
 手荷物受取所に行くと一番に荷物が出てきた。今回の旅行では、いつも一番に荷物が出てきた。経由とかする人の荷物は先に出てくるようになっているのだろうか?理由はともあれ一番というのは、うれしいものである。
 税関の検査もあっさりと「どちらからきましたか?」といわれただけで終わってしまった。家族が迎えにきてくれていたので、自家用車で実家に戻る。
 
 まとめに、セネガルへ行って感じたことなどをこの場で書こうと思っていたのだが、今冷静になってみるとなかなか難しい。なんと言っても、日本とセネガルは違いが多すぎる。人種的にも、経済的にも・・・。ただ、セネガルの人は、私がちょっと見ただけだと明るく屈託がなく日本人よりも幸せに生きているような気がした。しかし、セネガル人の暮らしは貧しい。日の出から日没まで働いても、家族がなんとか暮らしていける程度。自家用車の所有、海外旅行など夢のまた夢である。
 難しいことは考えずに、日本とはまったく世界があるということを実感できただけでもセネガルの旅は、有意義なものであったのではないかと思います。
最後に、セネガル日記を読んでくださった皆様ありがとうございました。
                               2001年1月10日         すずき
追伸:この日記は、過去のデータを整理する目的で、当ブログにアップさせていただきました。
by隊長

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